ほろ酔い日記

4月某日/山口県の銘酒

かつては「越乃寒梅」、今では「醸し人九平次」に「獺祭(だっさい)」。 プレミアム価格で店頭に並ぶ。いささか人気が先行していないか。 たまたま或る店で良心的な価格が付いていたのを見て、迷ったあげく買い求めた。 なるほど、純米大吟醸の名に恥じない…

2月某日/愛知の酒

冬の間に一度は食べておきたいもの、その一つが生のカキである。口いっぱいに広がる新鮮な海の香り、つるりとした食感が何ともいえない。産地は兵庫県というから、相生あたりか。 これに合わせるのは辛口の日本酒がいい。たまには地元愛知の銘柄も紹介してお…

1月某日/和歌山の酒

和歌山を代表する銘柄の一つが「世界一統(統一に非ず)」。まことに気宇壮大で好感が持てる。南方熊楠(みなかたくまぐす)は、創業者の次男だそうだ。著名らしいが最近まで知らなかった。「熊楠」という銘柄は、その生誕120年を記念して発売されている。 …

12月某日/休肝日

健康診断や献血時の血液検査の結果によれば、肝機能の指標であるγ-GTPなどは正常値を維持している。しかし、油断禁物。私の知る限り大酒呑みの人たちは、休肝日を設けている。中には350ml缶ビール1本が休肝日という御仁もいるとか・・・。 年末年始を前に一…

12月某日/琥珀色の誘惑

今年の仕事は終わった。いち早く仕事納めとなった。登山もしばらくはお休み。あとは家事労働だけか。大掃除はほどほどに済ませよう。そうそう、まだ年賀状があった。 今年もあとわずか。少しはぜいたくをさせてもらい大いに気晴らしをしよう。 かねてから冷…

12月某日/ホームパーティ

次男家族と奥さんのご両親を招いて、両家による忘年会を開催した。毎年恒例となっている。忘年会というより、ホームパーティに近い。料理や食材は持ち寄りである。 利害関係なし、身内だけの集まりなので、気遣いは無用だ。飲める人も飲めない人も、それぞれ…

12月某日/ビールは昼だ

我が国では、酒=夜の飲物のイメージが強く、我が家でも晩酌が定着している。しかし、寒い時期の真夜中に目が覚めるのはつらいものがある。それなら昼に飲めばいい。とはいえ、後ろめたさを感じるのは何故だろう。 この際、諸々のしがらみを振り切って、好き…

11月某日/おいしい薬用酒

薬用酒といえば昔から「養命酒」が知れわたっている。ただし、少々高い。 そこで、低価格の赤ワインを、薬用酒代わりに服用したいと思う。 抗酸化作用のほか、認知症の予防効果もあるらしい。健康に良いことは何でも試してみたくなるが、その効果の検証が難…

9月某日/試作品

マンネリ化してきた晩酌に、さらに工夫改善を試みる。 今年のペパーミントは終わったと思っていたら、また生えてきた。米の二期作のようだ。 一昨日葉を摘み取ってラム酒に漬け込んだ。ライム果汁を少々、みかんをひと袋追加し柑橘系の香りを加えることとす…

8月某日/◎よく出来ました◎

マンネリ化しがちな晩酌に、工夫改善を試みる。 そこで、バーテンダーのまねごとを思い立った。 氷を入れたシェイカーにジンとライムの果汁を入れて、適当にシェイクする。 これでギムレットという名のカクテルが出来上がる。劇的なおいしさである。

下山後の楽しみ

山の上で飲むお酒(夏ならビール)は、さぞかしおいしいことだろう。利尿作用は覚悟の上、具合が悪いのは肝臓に負担がかかって足腰が重くなることと、平衡感覚が怪しくなることだ。数少ない経験ではあるが、デメリットの方が大きい。 そこで、酒類は無事に下…

5月某日/一点豪華風

肴の魚は真鯛に非ず。チダイである。 味に遜色はない。というより、私には違いが判らないだけのこと。 今が旬のようだ。意外にも低価格だった。 酒は、岐阜県川辺町の花美蔵(はなみくら)本醸造で、これも低価格。 淡白な魚に濃醇甘口の酒という、面白い組…

5月某日/都会の誘惑

先日高土幾(たかとき)山から下山し、旧中山道の宿場町である馬籠を歩いていた時のこと。沿道に並ぶ茶店の誘惑に、つい道草を食いたくなった。五平餅やソフトクリームなど、空腹も手伝っていかにもおいしそうだ。誘惑を振り切ってまっすぐ帰ったのが、少々…

5月某日/ビアガーデン

ビールがおいしく飲める季節になった。 都会のビアガーデンは、飲み放題プラス食べ放題のスタイルとなり、元を取るには意図せざる暴飲暴食につながる。 夏の仕事帰り、仲間と連れ立ってビアガーデンへ、というのも昔話だ。 今では、青空のもと、家族とともに…

5月某日/庭でバーベキュー

大型連休に長女が帰省した。次男一家を招き、庭で炭火を起こし、バーベキュー料理と即席ビアガーデンとで、大いに食べ、かつ飲んで気晴らしをする。 煙が出ても近所迷惑にならない地の利を生かし、混雑と移動の煩わしさを回避することができる手軽なレジャー…

4月某日/設楽みやげ

先日、設楽の岩古谷山に登った時のみやげに、関谷醸造に立ち寄って買い求めたのが、この酒だ。 1升びんは重い。通常、登山の帰りは行きより荷物が軽くなるのに、逆になった。後日飲む楽しみがあればこそ。我が家の玄関まで自分の足で坂を登って帰るのもトレ…

3月某日/早春の味覚

次男家族を招いて、ともに夕食。近所で採れたというふきのとうを持って来たので、天ぷらにして食す。 この香り、このほろ苦さがいい。日本酒をつい飲み過ぎてしまう。 以前は、三重県の山に登った帰り、よくふきのとうを見かけ、一度だけ採取して持ち帰った…

2月某日/昼下がりのワイン

この日は家内が不在だったため、自分で食事を用意した。外は寒い上に、田舎のこと故、近くに飲食店はない。 消費期限切れのもやしをよく洗ってごま油で炒め、目玉焼きをのせる。晩酌に代えて、昼下がりにワインをいただく。なんとなく贅沢な気分になれる。 …

1月某日/休肝日

今月2度目の休肝日。K社の「零ICHI(ゼロイチ)」を飲んでみた。S社の「オールフリー」とは明らかに異なる。 何とも表現し難い不思議な味だ。これが何に由来するものかはわからない。 よく言えば果物か洋菓子を思わせる香りが感じられるが、しだいに鼻に付く…

1月某日/休肝日

年明け早々に休肝日を設ける。車を運転する来客のために用意したノンアルコールビールが余ったので、飲んでみる。 まずい。 発売から相当の年月が経過しているのに、改善が見られない。外見はビールにそっくりで、苦みもあるが、味は全く異なる。まだノンア…

12月某日/家族で忘年会

岐阜県の下呂温泉で忘年会を開く。働き盛りの子供たち夫妻の労をねぎらう。 年末年始も西表島で働く長女が不参加なのは少々さびしい。

12月某日/ひとりで忘年会

大掃除はきりがない。ほどほどにして打ち切る。そして今年の仕事も終わった。 さあ、大いに飲んで気晴らしをし、かつ大いに食べて寒さに備えよう。頭の働きと血圧以外は正常だし、γ-GTPは低位安定のままだ。今年は、極めて私的な集まり以外は忘年会が1件もな…

11月30日/南国の酒

中部国際空港から3時間、石垣空港は冷房が効いていた。外に出ると、もわーっとした生暖かい空気に包まれる。まるで東南アジアに来たようだ。 船で西表島に渡る。夕食時の酒はもちろん泡盛だ。かつては薬品のような刺激的な匂いが苦手だったが、焼酎を飲み始…

11月某日/三重県津市

用事が早く終われば、そのまままっすぐ帰ればいいものを・・・。これが世間の健全なる常識だろう。 外出の機会が少なくなったのだから、そうはいかない。 県立美術館での美術鑑賞にはもう遅い。そこで早目の夕食とする。 ご当地B級グルメの津餃子は、巨大な…

9月某日/ビールは昼だ

夜中に目が覚める。トイレが近くなった。若い頃は朝どころか、昼近くまで熟睡することもできた。 宴会で悪酔いを免れるためにビールばかり飲んでいると、朝までに何度もトイレへ通うことになる。 トイレを探し回る夢をよく見るようになったのも納得できる。…

8月某日/飲み比べ

ビールの店頭価格が高くなって以来、しばらく飲むのを控えていた。 今日は耐え難い猛暑、午後の室温が32度、玄関外は38度。 こんな時こそ第三のビールだ。ものは試し、とばかりに格安の物件を飲んでみた。1本80円から100円程度だ。 本物のビールと比べても見…

5月某日/ミントの季節

仕事帰りにBARでカクテルを味わう楽しみがなくなったのは、少々さびしい。せめて、晩酌で工夫をしようと思う。 今年も、庭にペパーミントがたくさん生えてきた。ミントの香りは効果絶大なものがあり、低価格のバーボンウィスキーが見事に変身する。

5 月某日/ビールの季節

日中の気温が上がり、ビールのおいしい季節になった。アルコール濃度が低いために、さほど量を気にせずに飲める。 次男一家が来るというので、庭で即席のビアガーデンを開設する。 夕刻には涼しい風が吹き始め、気分爽快。

5月8日/休肝日

今日は新聞の休刊日、これにあやかり休肝日にすることを思いついた。 今月は5件もの宴会が控えており、肝臓を休ませよう。宴会の都度名古屋まで出向くのは面倒だ。時間とお金の無駄ではないのか、という疑問も生じてきた。 「断捨離」「終活」「身辺整理」な…

4月某日/贅沢三昧

「今日は一日贅沢三昧」 これが許されるとして、どのような一日を過ごすかは、人それぞれだろう。 手っ取り早いのは、グルメと酒か。 1年のうちには、盆と正月もあることだし、日頃からそんなことをしていたら体に悪い。 せいぜい晩酌の楽しみに留めておこう…