音楽

名曲再発見 その2

オモロイ音楽やなぁ。ケッタイやなぁ。 思わずそう言いたくなる。 クラシック音楽のイメージからは程遠い。 作品の存在は知っていたものの、まともに聴いたのは最近のことだ。 メシアン作曲 トゥーランガリラ交響曲 聴きどころは、オンド・マルトノという電…

名曲再発見

音楽は、それをいつ聴くか、どこで聴くかで感動の度合いは違ってくる。或る人がそう記していた。同感である。さらに、その時の精神状態によっても変わる。 ブラームス作曲 交響曲第1番ハ短調 作品68 名曲とは知りつつも、苦手な音楽だった。肩がこる。気疲れ…

プロのピアニストに勝った

「生意気なことを言う」「勝った、負けたと騒ぐじゃない」 仰せのとおり。 劣等感のかたまりだった子供の頃を思い出す。 「不器用」 親からもさんざん言われ続けた。その私がピアノを弾くのは身の程知らずというものだ。音感と手の大きさをどれだけ生かせる…

みんなで歌おう

歌声喫茶(正確に言えば「歌のひろば」)に初めて参加した。登山仲間の勧誘による。 昭和の戦後の頃、うたごえ運動が盛んになり、ロシア民謡や労働歌などが好んで歌われたようだが、気が付いた頃にはすでに下火となりつつあり、参加の機会を逃したまま今日に…

ぼーっと歌っていたような・・・

歌詞の意味も理解せずに、ただ指示されるままに歌っている児童・生徒の何と多いことか。自分もその一人だった。 「蛍の光」「仰げば尊し」 卒業式の歌である。近年は歌われなくなったと聞く。 1969年3月20日付け朝日新聞の天声人語を読んで驚いた。 半世紀近…

再び夜の音楽

ドビュッシーの作品には標題の付いたものが多い。よく知られているのが、ベルガマスク組曲の第3曲「月の光」。 描写音楽ではないそうだが、これは標題と音楽から受ける印象が見事に合っている。 夜、ペダル操作で弱い音にして、自らピアノを弾くこともよくあ…

昼下がりの音楽

のどかな昼下がりに聴く音楽を選ぶなら、ドビュッシーの作品抜きには考えられない。昼寝のBGMにも最適だと思う。 なま暖かさを感じさせるふわーっとした世界に身を委ねる心地よさは、何物にも代えがたい。曲によっては、スペイン、イタリア、ギリシァ、そし…

夜の音楽

眠りにつく前のわずかな時間、静かなJAZZもいいけれど、クラシック音楽ならチェンバロの曲を流したい。音量はもちろん控え目に。部屋の照明も落とす。 昨夜の選曲はJ.S.バッハのフランス組曲。優雅で高貴な宮廷の雰囲気が伝わってくる。 一度は、自らの手に…

朝の音楽

仕事に出かける日の朝、Earl Greyの魅惑的な香りに包まれながら音楽に耳を傾ける。至福のひととき。 クラシック音楽との付き合いは長くなるが、まだその素晴らしさに気付かなかった名曲がたくさんある。J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲もその一つ。チェロ特有…

暗譜

暗譜(あんぷ)= 楽譜を暗記すること暗譜をしなくても、楽譜を見ながらピアノを弾く人がいる。次男の奥様がこのタイプだ。ピアノが実家に置いてあるため、ふだんは弾く機会がない。かつて、拙宅でベートーヴェンの悲愴ソナタの楽譜を渡したら、その場で第1…

「春の祭典」

ストラヴィンスキー作曲のバレエ音楽「春の祭典」は、是非とも生演奏で聴きたい。 まるで、おもちゃ箱をぶちまけたような音の洪水を堪能できる。耳を澄ませば、ミミズがのた打ち回るような奇妙な旋律も聞こえてくる。 大胆な不協和音と変拍子のほか、打楽器…

クラシック音楽との出会い

長い 退屈 眠くなる 解釈が難しい なるほど、そのとおりだろう。 ところが、何かのきっかけで見方が変わる。小学生の頃、我が家で初めて買ったステレオに、1枚のEPレコードが付いていた。その1曲目が、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第1楽章冒頭部分…

中央フリーウェイ (詞、曲、歌は荒井由実)

「片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて ・・・ 」交通事故防止の観点から歌詞に異議有り、としたいところだが、野暮なことは言うまい。 夕暮れ時の都市空間をさらりと歌い上げるのは、ユーミンの得意とするところだ。直線区間の続くフリーウェイを時速100km…

ひこうき雲 (詞、曲、歌は荒井由実)

病室の窓から空を見上げる。 自由の身になりたい。でも、不治の病であればかなわぬ夢。 天に召されたら、燃焼し尽くした命の証として、ひこうき雲になって大空を駆け抜けたい。長期間入院した経験はないが、その気持ちはよくわかる。一直線に軌跡を描くひこ…

海を見ていた午後

西南西の風 風力2 快晴 気温23℃ 湿度36% このくらいが望ましいだろう。 昼下がり、庭(芝生があるといい)の白い椅子に腰掛けて(椅子は白でなくてもいいし、芝生なら直接座り込んでもいい)、ウォークマン(SONYにはこだわらないが)で聴く 海を見ていた午…

梅雨の晴れ間にユーミンの歌声

夕方、たまたまNHKFMの電源を入れたら、松任谷由実さんの歌が流れていた。 「ノーサイド」というアルバムに収められた歌だった。「あの日にかえりたい」「ルージュの伝言」「ひこうき雲」くらいしか知らないので、いずれも初めて聴くものばかり。彼女の…

夕焼け小焼け

先日、設楽町の大鈴山から下山し、帰りのバスを待っていた時のこと。 突然、音楽が流れてきた。「夕焼け小焼けで日が暮れて・・・」のメロディーだ。時刻は午後6時。選曲と時間帯、風景が見事に調和している。旅先ではしばしばこのような場面に遭遇する。ま…

捨て身の挑戦その後から1箇月

ショパン作曲 バラード第1番ト短調作品23 道草のつもりで譜読みを始めて2箇月が経過し、32小節まで弾けるようになった。曲全体から見ればほんの一部だ。 33小節まで進んだところで限界に来た。指が動かないのではお手上げだ。 ゆっくりでよければ弾ける。速…

名演奏

今から10年近く前、小林研一郎氏の指揮する名古屋フィルハーモニー交響楽団によるチャイコフスキーの交響曲第5番の生演奏を聴いた。その夜は、ひと晩中頭に音楽が鳴り響いてほとんど眠れなかった。初めてのことだった。 今までに数多くの演奏会に足を運んだ…

捨て身の挑戦その後

ショパン作曲 バラード第1番ト短調作品23 譜読みを始めて、まもなくひと月になる。 楽譜の1頁、23小節までは暗譜できた。先日から2頁目(全体で14頁)に移り、24小節から32小節まで、ここまでが限界だ。 連日弾かずにはいられない。そしていつまでも弾いてい…

捨て身の挑戦

ショパン作曲 バラード第1番ト短調作品23 平昌五輪で金メダルに輝いたフィギュアスケートの羽生結弦選手が、ショートプログラムで使用した音楽だ。 ピアニストなら一度は弾いてみたくなるような、コンサート映えする曲だと思う。次の道草レパートリーはこれ…

或る歌番組

土曜日の午後6時台、この時間帯は見るべきTV番組がなく、たまたまNHK総合の「五木先生の歌う!SHOW学校」を眺めていたら、これが意外に面白い。ただの歌謡曲番組ではない。 歌謡界の大御所五木ひろしが、ピアノ伴奏をしたり、「銀座のカンカン娘」を踊ったり…

第五の日

12月は、我が国においては第九の季節といえる。しかし全曲聴き通すには長い。 朝のNHKFM「トスカニーニ変奏曲」がきっかけとなり、今日は一日ベートーヴェンの第五交響曲「運命」の日になった。第九よりは短く、何度聴いても飽きることはない。 今日はトスカ…

音楽の効用

大掃除の季節がやって来た。夫婦ともにものぐさな性格故に、気が重い上に体も重い。たまによそのお宅に招かれると、きちんと整理整頓や掃除がしてあるのに感心する。これがあるべき姿なのだろう。我が家では、大切なお客様を招く機会がめったにないのをいい…

10月26日 若林顕ピアノリサイタル

プログラムにラフマニノフの「鐘」が含まれていたので、大枚を投じて聴きにいく。 なるほど、そういう弾き方もあるのか、と参考になった。強弱や速度は、必ずしも楽譜どおりではない。 ふだん聴いている3人のピアニストは、三者三様である。 そろそろ自らの…

花いちもんめ

今日は日曜日。天気がいいのに、子どもたちが集まって外で遊ぶ姿を見かけなくなった。物思いにふけっていたら、また歌が聞こえてくる。やはり歌詞がおかしい。勝ってうれしい 衆議院選挙 負けてくやしい 衆議院選挙 あの子が欲しい あの子じゃわからん この…

どんぐりころころ

台風18号による強風以来、裏庭に大量のどんぐりがころがるようになった。 どこからか歌が聞こえてくる。空耳なのか、歌詞が変だ。民進ころころ どんぶりこ 小池にはまって さあ大変 お嬢が出てきて こんにちは 誠ちゃん一緒に 遊びましょう 池にはまったとし…

夏の朝の音楽

朝に流したい音楽、中でも夏の朝にふさわしいのがこれだ。ラジオ体操の歌 「新しい朝が来た 希望の朝だ ・・・」6時半、NHK第一放送に合わせる。今の時期に限り夏期巡回という形で実施される(例えば、本日は福岡県久留米市からの放送)。 初めに会場となっ…

月の光

ドビュッシーのピアノ曲「月の光」は、15小節目以降が聴かせどころだ。手持ちの楽譜には「それまで見え隠れしていた月の光がいっぱいに射し込み、庭を照らします」という解説が付けられている。 雲間から洩れる月の光の印象を4声体で表現したという14小節ま…

学問のすすめ

純正律と平均律について調べてみようと思い、参考図書の頁を開いてみた。数字や数式の羅列を見たら頭が痛くなりそうで、早々にあきらめた。なるほど、読み書き算盤というとおり、算術は必修科目だ。 先日、初めてNHKTVの高校講座・数学を見たら、因数分…