木の芽峠越え(福井県 敦賀市〜南越前町)

期 日 5月18日 土曜日
行 程 敦賀市新保〜木の芽峠〜鉢伏山〜二ツ屋〜南今庄駅
天 候 晴れ

福井県の天気予報は、北部・南部でも越前・若狭でもなく、嶺北・嶺南という独自の呼称による二区分である。その境界はどこか。県外の人間で、白地図の上に正確に線を引ける人がどれほどいるだろうか。愛知県の東部・西部についても同じことが言える。

登山仲間から声がかかり、総勢7人で嶺南地方敦賀市の新保を起点とし、旧北陸道をたどって木の芽峠に至る。峠を越えるとそこは嶺北地方、南越前町のJR南今庄駅まで歩く。長い道のりだった。昔の旅人の苦労がしのばれる。木の芽峠は木嶺(もくれい)とも呼ばれ、これが嶺北・嶺南の語源だそうだ。
峠から鉢伏山(761m)に立ち寄り、宴会のような昼食タイムとなる。広々とした草原のような山頂からは、日本海敦賀湾を隔てて、原子力発電所の立地する敦賀半島を眺めることができる。昨年のちょうど今頃は、向こう側の山に登ってこちら側を眺めていたのだった。
五月晴れのもと、何の憂いもなく山歩きができることに感謝したい。
大海原の向こう側には朝鮮半島が横たわることを忘れてはなるまい。山頂に建つ標識によると、ソウルまでは札幌よりも100km近い距離にある。