五月の花見


桜前線はどこまで移動したのだろう。もうそろそろ北海道の最果ての地に到達する頃か。当地では、花見といえばひと月以上も前の話になる。日本列島を縦断する旅路の何と長いことか。小柳ルミ子さんの歌った「桜前線」を思い出す。
その桜の花を、まだ本州の山でも見ることができた。先日の木の芽峠越えでは、沿道に花の途切れることがなかったほど、多くの種類の花が目を楽しませてくれたが、中でも珍しかったのが「ウワミズザクラ」だ。登山歴の長いリーダーには毎回教わることが多い。遠目には桜の花には見えないが、目を近付けると納得できる。
ほかには、2種類のイカリソウ。木の芽峠にまだ咲き残っていた。福井県の山では1か月近くにわたって見ることができるようだ。