思ひ出

山ネタがないので、音楽に関するよもやま話でも・・・

神童と称されるモーツァルトは5歳で作曲をしたとか。それより遅れること12年、高校2年の時に作曲を手掛けることになった。

当時、女子の体育の授業に創作ダンスがあり、男子生徒の一人が音楽を担当していた。その彼が作曲の途中でさじを投げ、この私に「あとをよろしく」と頼んだのであった。無茶な話である。頼まれたら嫌と言えぬ性格からか、或いは好奇心もあったのか、安請け合いをしてしまった。さあ大変。主題となる旋律など、ある程度出来上がってはいたものの、初めての体験だ。
作曲は手元に楽器が必要、そこで音楽科の生徒に頼んでレッスン室のピアノを使わせてもらい、慣れない手つきで鍵盤をたたきながら、ピアノ曲を仕上げた。私の役目はここまで。あとは野となれ山となれ、とばかり、土曜日午後の創作ダンスの発表会を見ることもなく帰ってしまった。無責任も甚だしい。

結果は芳しいものではなかったそうだ。なにしろ作曲に精一杯で、ダンスに合う曲というところまで考えるゆとりはなかった。貴重な経験をさせてもらったことには感謝しているが、今となっては反省している。