烏(からす)岳( 545m 三重県松阪市飯南町 )

期 日 1月18日 土曜日
行 程 粥見神社〜烏岳〜大日如来像〜反射板〜粥見神社
天 候 晴れ

登山仲間からお誘いがあった。筋肉痛から解放されたことだし、機能回復訓練のつもりで参加する。標高545mなら過不足はないし、三重県中南部だから吹雪に見舞われることもなかろう。

近鉄電車に乗って松阪駅下車、乗合バスに乗り継いで粥見神社前から出発する。総勢5名。登山口の手前でさっそく道を間違える。引き返して確認したら、標識の矢印の赤いペンキがはげていた。見落とすのも無理はない。リーダーが超ベテランでも、安易に後を付いて行ってはならないのだった。先日の教訓を思い出す。
登山口から杉の美林が続く。三重県林業の盛んな県でもある。このような植林の山に安心して登れるのも、深呼吸ができるのも、あとひと月の間か。一部の杉は黄色く色づいている。花粉の色だ。

展望にすぐれた山頂からは、奈良県境の山々まで見渡せる。私にとっては未知の領域だ。見下ろせば、山間地域の農村が箱庭のようだ。
山頂の近くにあずま屋があり、そこに風よけのためリーダーが持参したツェルトを張る。その中でガスコンロを使うとさらに暖かくなる。ホットワインをごちそうになる。500mlの缶ビールや日本酒など、皆さん酒が強いのに感心する。下山に備えて適量のワインのみにとどめ、アルコール類は帰りの車中の楽しみにとっておく。
昼食後、ツェルトを取り除いたとたん、寒風に震える。季節風が強くなってきた。下山中は生長した杉の木が風を防いでくれる。眺望がさえぎられる反面、強風はしのげる。

ふもとの酒屋に立ち寄る。御主人の奨める地元の銘酒「鉾杉」を土産とする。伊勢神宮への街道沿いの地にふさわしい名前だ。背負った一升瓶の重さも苦にならなかった。

 櫛田川の清流