某月某日/大衆居酒屋にて

あべのハルカスへ行きたい」という家内の要望により、日帰りで大阪へと足を延ばす。なんと11年ぶりになる。
あべのハルカスの飲食店はどこも行列だった。早めに難波へと移動する。地理不案内の市街地を、あちこち飲食店を物色しつつ歩き回るのは疲れる。そこで駅から至近距離の範囲で見つけた全品299円(税抜だった)という価格設定の居酒屋へ、引き寄せられるように飛び込む。午後5時前でもあり、すいていた。

のどが渇いた時のウイスキーは、ハイボールがいい。ところが運ばれて来たのはほとんど水に近かった。薄めることによってアルコール度数を抑え、酔いたければ何杯もお代わりしろ、ということか。それなら薄めることのできない日本酒だ。宮城の銘酒、一ノ蔵辛口本醸造にする。枡にグラスはいいけれども、いったいこの分量は何ccになるのか。一見して1合には遠く及ばぬことがわかる。冷や酒の飲み過ぎに注意、という配慮だろう。おいしさのあまり、もう1杯といきたいところを控えておく。

名物の串カツのかわいらしいこと。カロリーを制限したい女性客を念頭に置いたものとみえる。
お通しのお菓子はお代わり自由となっていた。商売上手の土地柄に感心する。