某月某日/愉快な仲間たち

酒と料理を心ゆくまで味わいたければ、ひとりか、気心の通じる者同士、せいぜいふたりまでに限る。大勢でのおしゃべりに気を取られていると、酒はともかく何を食べたのか忘れてしまうことがある。ましてや職場関係の宴会ともなると、話題にも気を遣うし自分のペースで飲めないのがつらい。


長女が友達3人を連れて泊まりに来た。夕食時に彼女たちの屈託のないおしゃべりを聞いていると、ときに話題に取り残されることもあるが、ふだん若い世代の女性と話をする機会がないのでとても楽しい。よくぞこのような不便な地にある我が家まで、泊りがけで来てくれたものと感謝したい。二晩目は次男夫妻を呼んで8人になったので、いっそうにぎやかな宴会になった。

自分の家、かつ一家の主という立場から、余計な気遣いをする必要のないのはありがたい。せいぜいお説教じみたことを言わないようにしたつもりだ。あっという間に時間が過ぎていき、果てしなくおしゃべりが続くのでお開きとするタイミングに苦労する。

みやげにいただいた石川県の銘酒「天狗舞」の純米酒は、とろりとした感触と濃厚な味と香りが気に入った。