ブルックナーの第九

昨日、愛知県芸術劇場名古屋フィルハーモニー交響楽団定期演奏会を聴いた。プログラムは、R.シュトラウスの「メタモルフォーゼン」とブルックナー交響曲第9番
ブルックナー「第九」は、ぜひ一度は生演奏で聴きたかった曲の一つだった。期待が大き過ぎたのか、さほどの感動が得られなかった。これは私自身に原因がある。以前から、CDやカセットテープで著名な指揮者の演奏を繰り返し聴いているので、やむを得ないところだろう。

ブルックナーオーケストレーションには特色がある。ここぞ、という聴かせどころでホルンを高らかに響かせる反面、ファゴットがほとんど目立たないことだ。或るオーケストラのファゴット奏者が嘆いていた。どのような事情によるものかは、不明。
現に、ほかの木管楽器が演奏している間、ファゴット奏者は3人とも休みという箇所が多かった。ファゴットのソロもなかった。コンサート会場だとよくわかる。3階の席で、舞台を向かって右上から見下ろせる高い位置だったのがさいわいだった。