青峰山(336m 三重県鳥羽市・志摩市)

期 日 2月4日 土曜日
行 程 近鉄松尾駅〜正福寺〜山頂〜近鉄沓掛駅
天 候 快晴

日本三大がっかり名所(札幌の時計台、高知のはりまや橋、残り一つは不詳)というものがある。私のこれまでの三大がっかり登山が揃った。17年前の本宮山(ほんぐうさん)、一昨年の木曽見台、そして今回の青峰山だ。途中は良くても、苦労してたどり着いた山頂で「がっかり」という意味だ。山域、山行全てにおいてがっかりということではない。

期待した山頂は狭く展望なし、巨大な電波塔がそびえ立つのみ、山頂滞在3分間で引き上げた。異例の短さである。
稀にこうしたことがある。

登山道もほとんど眺望はさえぎられるが、わずかに海を望める箇所があった。道幅が広く危険箇所はなし、冬でも常緑の広葉樹とシダ類の豊富な緑に囲まれており、新緑の頃のようだった。
山頂近くの正福寺は威厳のある伽藍を誇り、金堂から般若心経が漏れ聞こえてきた。
沓掛側の参道入口には海の見える東屋があり、日当たり良好のベンチではごろりと横になることもできた。
登山者には誰一人出会わなかった。

立春の日にふさわしい、のどかな陽だまりハイキングとなり、帰りの電車に乗る頃には山頂での不満は見事に解消されていた。