笹頭山(ささのずやま 760m 愛知県設楽町)

期 日 1110日 土曜日

行 程 呼間バス停~山頂~田峯観音~田峯バス停

天 候 快晴

 

(承前)

笹頭山の山頂には三角点の標柱のみで、山の名や下山のコースを示す標識はない。地形図に登山道の表示がないのは、踏跡すらない現地を見れば納得できる。目印を頼りに尾根から外れないよう南の方角へ下っていく。

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やがて、尾根の幅が広がるとともに目印が見当たらなくなった。掘割のような溝が現われる。地形図の等高線は10mごとのため、この程度の凹地は地形図からは読み取れず、現在地が確認できない。溝を横切りさらに下っていくと、どうも様子がおかしい。樹木の密度が増し、傾斜が急になる。目印も相変わらず見当たらないままだ。不安になったら引き返すに限る。

 掘割の地点まで戻り、これに沿って東寄りの方向に進む。太陽が西に移動したため、太陽に向かって南へ進んだつもりが、西へずれていた可能性がある。軌道修正だ。その結果、再び目印が現われ窮地を脱した思い。

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細い踏跡のような所をトラバース気味に下っていくと、眼下に舗装された町道が見えた。その町道をめざして沢沿いに下る。

ここは「急がば回れ」が正解だった。最短距離で下ろうとしたのがいけなかった。思わぬ障害物が立ちはだかる。地形図にはない巨大なコンクリートの堰堤だ。ここを左側から巻いて強行突破ができそうだ。強引に急斜面を下って町道に出た。二度ルートを外したものの、予定のバスには間に合った。

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このルートを単独による初めての登山で正確にトレースできたら、山の達人といえるだろう。