真夏を快適に/音楽

終日、屋外からアブラゼミ、さらにクマゼミの鳴き声が入り混じって聞こえてくる。いつもの夏なら、こうした聴覚からの季節感は歓迎すべきところだ。しかし今年に限っては、暑さを一段と増幅させており、いささか食傷気味になる。
これを打ち消すような音楽をBGMとして流し、聴覚からも清涼感を味わいたい。BGMなら演奏時間は長い方がいい。手持ちの中から、北欧フィンランドの作曲家シベリウス交響曲を選ぶ。とりわけ、第4番、第6番、第7番が私のお気に入りである。目を閉じて聴いているうちに、森と湖の景観がまぶたに浮かべば申し分ないところだが、凡人の貧困な想像力では限度がある。

中部国際空港からの直行便があるのだから、これも先人にならって、なんにも用事がないけれど、飛行機に乗ってヘルシンキへ行って来よう、という趣旨から、阿房飛行機を飛ばしたくなる。
窓際の座席を確保できれば、森と湖を見下ろせるかもしれない。